ストレスとうまく付き合う【ストレスケアのすすめ】
みなさんこんにちは!
就労移行支援事業所 パレット名古屋伏見
〒460-0003 名古屋市中区錦一丁目15番8号 アミティエ錦第一ビル5F
◆HPからはいつでもお問い合わせ受付中 ⇒こちらをクリック
TEL:052-211-7428
Mail:palette.n.fushimi@wind.ocn.ne.jp
就労移行支援事業所パレット名古屋伏見です🎨
連休真っ最中ですね。
みなさんはお出かけされたり、ゆっくり静養されたり
美味しいものを食べたり、それぞれの方法でストレス解消されているのではないでしょうか。
今回は現代社会と切っても切れないストレスについて、上手な付き合い方をみなさんに少しでもお伝えできればと思います。
ストレスケアとは
そもそもストレスとは、外部から何らかの刺激を受けたときに感じる緊張感のことをいいます。
ストレスケアとストレス解消法は、同じであると捉えられていることが多いですが、意味合いとしては異なります。
ストレスケアは、長期にわたり自分の考え方や捉え方を変えていくことでストレスをためにくくする方法です。
ストレス解消法は、ストレスがたまった時にその都度解消する応急処置なので、一時的な効果はとしてはストレス解消法の効果を感じるかもしれませんが、長い目で見ればストレスケアの方が効果的とされています。
ストレスについて知る
ストレスが発生するには何かしらの原因があります。また人によってストレスの受け取り方は異なります。
・ストレスが発生する原因
・ストレスをためやすい人のタイプ
について知りましょう。
●ストレスが発生する原因
温度や湿度などの環境的要因や寝不足や、二日酔いなどの身体的要因など日常におけるさまざまなことがストレスになるといわれています。
ストレスというとマイナスなイメージを思いがちですが、結婚や出産をはじめ、仕事での昇進、誕生日など喜ばしいことも日常の変化に含まれるため、ストレスにあてはまります。
精神的・身体的に生じる代表的なストレスは以下の通りです。
⇒精神的ストレス
怒る、不安になる、絶望感、無力感、焦燥感などの感情の変化によるもの
⇒身体的ストレス
寝不足、病気、血圧、めまいなど身体に生じて感じられるもの
ストレスがたまっていると感じていなくとも、ストレス反応が出ているときは心や身体からのSOSのサインなので、見逃さないように注意が必要です。
●ストレスをためやすい人のタイプ
ストレスをため込みやすい人には次のような特徴があります。
- 責任感が強い人
- 完璧主義者
- 心配性な人
- せっかちな人
- 考え込んでしまう人
- 融通が利かない人
こういった人たちは「物事はこうしなくてはいけない」という思い込みの強さが原因でストレスをため込みやすいといわれています。
ストレスケアの方法
①自分の心のクセや思考パターンを知る
②物事の捉え方を変える
③充分な睡眠
④バランスのよい食事を取る
⑤ヨガや座禅で自分と向き合う
⑥できるだけ笑う
⑦自分のために時間とお金を使う
⑧自分が誰からどのようなサポートを受けているかを知る
⑨周囲の人に相談してみる
1つずつ詳しく解説します。
①自分の心のクセや思考パターンを知る
自分の考え方や行動思考などを知っておくことでストレスがたまりにくくなります。
たとえば、何らかの出来事に遭遇した瞬間、頭に思い浮かぶ思いがあるはずです。『心のクセ』や『思考パターン』とは、その瞬間的に思い浮かぶことを指します。
思い浮かんだことがプラス思考のこともあれば、マイナス思考のこともありますが、いつもマイナス思考の傾向が強いと、ストレスがたまりやすくなるといわれています。
ついつい悪い方向に考えてしまう『心のクセ』や『思考パターン』を、専門用語で認知の歪みと言います。
自分が陥りやすい認知の歪みを知っておくことで次に同じような思いを抱いた時に、「いつものクセ/パターンが出てしまっている。でも実際にはきっとたいして悪いことじゃないはず」などと思えて、気持ちが凝り固まらず楽になっていきます。
②物事の捉え方を変える
マイナス思考をし続けているとストレスはたまりやすくなります。視野を狭めたりせず物事を客観的にみていくことでマイナス思考を取り払えます。
客観的に考えるためには、物事を紙に書きだしたり、職場以外で人間関係を構築するのがおすすめです。
自分だけの考えにとらわれることなく、周囲の人からの意見を聞けるので、考え方の違いや捉え方の違いに気づけるでしょう。
③充分な睡眠
睡眠は脳を休ませられるので、ストレスケアに効果的とされています。充分な睡眠がとれていないとイライラしやすくなったり、集中できず、仕事でのミスが増えるなど自分にとって良くないことが起きやすくなります。
また、睡眠不足が続くと身体も充分に休めないので、神経やホルモンバランスに乱れが生じてしまい体調をくずしてしまう可能性もあります。
睡眠時間は最低でも6時間~8時間は取るのが良いでしょう。また、朝起きたときに日の光を浴び、日中に運動するなどの正しい生活リズムを身に付けることで身体的な乱れを解消できます。
④バランスのよい食事を取る
体内の神経伝達物質である「セロトニン」という成分が不足すると、うつ病になりやすいといわれており、昨今のうつ病治療では体内の「セロトニン」を増やす薬が登場しています。
「セロトニン」はアミノ酸である「トリプトファン」を原料につくられるため、食事による「トリプトファン」の摂取はストレスケアに有効といえるでしょう。
「トリプトファン」の元になるのは、野菜や豆類・乳製品などからえられるタンパク質です。
また、体内で「トリプトファン」をつくるためには十分な鉄分、マグネシウム、亜鉛なども合わせて摂取する必要があります。
他にもビタミンB群やビタミンCなど、ストレスケアに効果が期待できる栄養素はたくさんあるため、日頃からバランスよく食事をとることはとても重要です。
⑤ヨガや座禅で自分と向き合う
ヨガで行う呼吸法には雑念をとりはらい、気持ちを落ち着かせてリラックスさせる効果をもっています。
座禅もヨガと同様に雑念をとりはらい、自分と向き合うことでストレスをとりはらう効果があります。
⑥できるだけ笑う
脳は笑うことで「楽しい」という感情が芽生えます。楽しい感情は落ち込んだ気持ちをとりはらってくれるので、笑える映画や番組を見たり、笑いながら行なう「笑いヨガ」に参加している人も最近ではみかけます。
声に出して笑うことでストレスケアになります。
⑦自分のために時間とお金を使う
自分だけの時間をつくることで、メンタルケアの改善が期待できます。
1日何分はジョギングする、散歩する、ぼーっとするなど、何でもよいので「好きなことをする私の時間」を意識的につくるようにしましょう。
また、自分へのご褒美という言葉があるように、少しくらいは自分にもお金を使ってあげるようにしてみてください。
自分に何かを買い与えることで生きることの活力にもなりますし、購買欲があることで「明日も頑張ろう」という気持ちに切り替わることがあります。
⑧自分が誰からどのようなサポートを受けているかを知る
自分の今の状況や自分の心の整理を行うために、紙に書き出してみてください。書いてみることで自分のことを客観的に評価できます。
また、真ん中に自分を書き、その周辺にサポートしてくれる人を書くようにすると、誰が自分にどのようなサポートをしてくれているのかを再確認できます。
「自分はいろんな人に支えられて生きている」ことを実感でき、ストレスケアにつながることもあります。
⑨周囲の人に相談してみる
自分の考えを人に話すだけでもストレスケアになります。悩みをいつまでもため込んでいると、どんどん深く考えてしまいふさぎ込んでしまうことがあるため、声に出して誰かに話してみることをおすすめします。
しかし、話す人を選ぶときには注意が必要です。人によっては話をちゃんと聞いてくれなかったり、自分の意見との違いがあったり、冷たくあしらわれてしまうことがあります。この場合には逆にストレスを感じてしまいます。
事態が悪化しないようにするためにも、カウンセラーなどの専門家に相談することをおすすめします。
特に身体的な異常が出てきた場合は早いうちに専門家に相談するのが良いでしょう。
ストレスとうまく付き合っていこう
いかがでしたか?
みなさんもぜひ実践してみてくださいね。
現代はストレス社会と言われています。
学校や仕事でのストレス、人間関係やプライベートな事柄でのストレスなど
挙げればきりがないくらい、我々の暮らしは常に様々なストレスと隣り合わせです。
そんな現代を生きるからこそ、ストレスと上手に賢く付き合っていきたいものですね。
それでは、みなさんも素敵なGWをお過ごしください✨
※パレットは祝日・土曜日も開所中
スポンサーサイト
〒460-0003 名古屋市中区錦一丁目15番8号 アミティエ錦第一ビル5F
◆HPからはいつでもお問い合わせ受付中 ⇒こちらをクリック
TEL:052-211-7428
Mail:palette.n.fushimi@wind.ocn.ne.jp